生まれ変われるダンボール
あなたのところに届けられたダンボールが再利用されています。
廃品回収業者が集めたダンボールや紙から新しいダンボールが出来上がります。
ダンボールの原料の約95%が古紙から作られています。
そう、リサイクルされたダンボールがまたダンボールになり良い循環をしているのです。
ステップ1:古紙から新しいダンボールを作る。
ステップ2:色々なところでダンボールが使われる。
ステップ3:リサイクル資源ごみとして分別て出す。
ステップ4:廃品回収業者などが使用済みダンボールを回収する。
ステップ5:集められたダンボールを溶かして、新しいダンボールを作る。
ダンボールは環境に凄く優しい商品なのです。
ダンボール箱を作る前に、ダンボールシートを作らなければ箱にはなりません。
「ダンボール原紙ができるまで」
ステップ1:回収された古紙(ダンボール)を水の中で繊維状にする。
ステップ2:異物を取り除き、繊維を叩いてからみやすくする。
ステップ3:ローラーで絞りだした物を乾燥させながら巻き上げていく。
ステップ4:巻き上げたダンボール原紙ロールがダンボール工場へ。(原紙ロールの重さは1本あたり、1~2トンになります。)
「ダンボール板ができるまで」
ステップ1:ダンボール原紙から中芯と裏ライナを貼り合わせる。
ステップ2:ステップ1で出来上がったものに表ライナを貼りつける。
ステップ3:決まられた寸法に切断する。
「ダンボール箱が出来るまで」
ステップ1:ダンボールに商品名や会社名を印刷する。
ステップ2:標準的なダンボールは折り目に沿っておりノリ付けされる。
ステップ3:束ねて注文していた会社や商店に送る。
各企業が使用したダンボールがリサイクルの為に廃品回収される。
ダンボールがリサイクルされる回数は7~8回と言われています。
ダンボールの原色がクラフト色ですので、再利用する場合もクラフト色になってしまいます。
白などにする場合には、クラフト色を漂泊をしなくてはいけなくなります。
ダンボールは、ライフサイクルで見た場合、地球温暖化の原因とされるCO2の排出量が少ない、人にも環境にも優しいすぐれた包装資材です。
天然の木材繊維に由来し、使用後もコンパクトに折りたため、水でほぐすだけで簡単にリサイクルが可能です。
そのためリサイクルの輪の中で、常に新しく衛生的なダンボール箱を使っていただくことができるのです。
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ダンボールここだけの話は情報収集にお役立てください。
ダンボールは壊れてボロボロになるまで使われています