HOME >> ダンボールここだけの話 >> 専門用語

専門用語

専門用語に対して嫌悪感とまではいかなくても、余り好ましくない印象を持っている人はいると思います。これは主に専門用語を知っていなければ何を言っているのかさっぱり理解出来ないという事から来ているのかもしれません。しかし、世の中には思いのほか専門用語というものが存在します。
簡単な所でいえば構造系の言葉や部品名で、身近なところでダンボールの中にある波状の部分を中芯といいますが、これもある種の専門用語です。
また、学問における専門用語というものもあります。例えば暴露。これは本来工学関係で用いられる専門用語で、『試験体の暴露実験』などが使用例です。
しかし、『暴露』が専門用語だと感じる人はあまり多くありませんね。それはなぜかというと、『芸能人(有名人)の秘密を暴露!!』という使用で広く認識されているからで、「あいつの秘密をツイッターで暴露してやろうか」とか書いても、専門的だと感じる人は少ないでしょう。
他にも、横文字カタカナ系だと専門用語はとても増えます。IT用語や経済用語、哲学なんかでは顕著といえますね。例を挙げるとローレンツ曲線、フィリップス曲線、ラッファー曲線、これらは全て経済学における言葉で、知らない人からしてみればあまり聞き覚えがない為全部同じに感じてしまいますが、専門家からするとちょっと違います。しかし、エンゲル係数という言葉を聞いて専門的だと感じる人はあまりいないのではないでしょう? これも立派な経済学用語なのですが、一般的に普及している為専門性が薄くなっています。IT用語にしても、専門的に学習している人なら分かる用語と、近年なら多くの人が知っている用語というので別れると思います。
とはいっても、暴露の例のように、広く普及している言葉でも、より正確な言葉の意味合いというのは思いの他浸透していない場合があり、専門用語が好まない理由はここにあります。
他者に物事を伝える時、自分(専門家)だけが認識している言葉を多用するのは、誠意があるとは言い難い。今はネットで様々な情報が手にはいる為、言葉と定義を取り敢えず自分の中に入れる事は容易くできます。しかしこれは本来の理解からは掛け離れていると感じられ、専門用語が通じるコミュニティならば問題はないのかもしれせんが、そうでない場合に専門用語を多用するのは、少々下品な行いといえるでしょう。ちなみに、コミュニティも一種の専門用語になります。この手の言葉を多用しなければならない時や、使わざるを得ない場合、ある程度の恥じらいを持って使う方が、もしかしたら上品な振る舞いなのかもしれませんね。


ダンボールここだけの話は情報収集にお役立てください。

ダンボールは壊れてボロボロになるまで使われています