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"ダンボールの神様"っている?

「ダンボールの神様が与えてくれるダンボールは、姿を変えてベッドになる~家になる~♪」、「ダンボールは夜の寒さをさえぎってくれる~♪」、「ダンボールは人の視線をさえぎってくれる~♪」と、テレビでアニメの挿入歌が流れているのを聞いたことがあります。

それは、かつてのフォークソング全盛時代に活躍していたシンガーソングライターにそっくりな声でしかも同じように訴えかけるような歌い方をしていたので強く印象に残っているのですが、たしか......元エリートの主人公が今では家庭も、定職も固定給も、プライドも、預金も、固定資産もすべて奪い取られてしまって自分は"まるでダメなオッサン(アニメではこのような人を総称してMADAOと呼んでいる)"になってしまったと嘆きながら、こんな時でもダンボールだけは自分に対して優しいと......歌詞もインパクトの強いもので、一度聴いたら誰でも忘れられないのではないかと思えるほどでした。

このような心情は、ホームレスの人達だけではなく被災地で住む家を失った人達にも共通するものがあるような気がします。

実際に厳しい状況に置かれると人は"温かさ"に対して敏感になりますが、この歌のようにすべてに見放されたように思える時でも保温性に優れたダンボールは温かさを感じさせてくれたり、囲うだけでプライバシーを確保してくれたりすることから、ダンボールの存在にさえ神様の愛を感じることができるようになるのではないでしょうか。

それは、「神様がいるのを感じる......」というよりも「この温かさが、今の自分を苦しみや悲しみから救うことのできる神様のものであればいいのに......」という心の叫びなのかも知れませんが、いずれにしてもそう感じさせたり、希望をもつきっかけを与えることのできる"ダンボール"は、本当に神様の創造物なのかも知れませんね。


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ダンボールは壊れてボロボロになるまで使われています