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ダンボールの耐衝撃性はこんなものにも

"ダンボール製のヘルメット"と聞くと誰もが耳を疑うのではないかと思われますが、衝撃吸収性においては従来の発泡スチロールのついたプラスチック製のヘルメットの約4倍高いという実験結果が出ています。

つまり万が一転倒して頭に衝撃を受けたとしても、ダンボールの部分がその衝撃を吸収してくれるために頭に加わる衝撃は従来のものの1/4に和らげられるというわけです。

そしてダンボールのこのような耐衝撃性を利用して、イギリスでは通常のプラスチックの内側にダンボールのヘルメットを取り付けたものが商品化され、オーダーメイドのものが5000円程度で手に入り、中のダンボール部分の交換用も500円程度で購入できるのだそうです。

ヘルメットの衝撃を吸収するためのライナーは、一度衝撃を受けた部分は二度と新たな衝撃を吸収することができません。

ヘルメット以外に発泡スチロールがあったらちょっと指で強く押してみてください。

その部分はへこんだままでもとには戻らないはずです。

ヘルメットの場合は内側からは何も変わっていないように見えても、その断面をみるとプラスチック側に付いていた発泡スチロールが押しつぶされて隙間が生じています。

見たところ大丈夫だそうだからと放っておくと、次にもし衝撃を受けるようなことがあった場合に、その衝撃はライナーが吸収してくれない分、頭に直接かかってくることになります。

これはダンボールのヘルメットの場合も同じで、衝撃を吸収した中芯部分は外見上は無傷に見えても損傷を受けたプラスチック側は、きれいな波状がなくなって変形しています。

そのような理由から、交換用のライナーが販売されているのです。


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ダンボールは壊れてボロボロになるまで使われています