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ダンボールにまつわる話≪1≫

騒動が起こってもう5年近く経ってしまいましたが、中国のテレビ局が報道した"ダンボール入り肉まん騒動"は私たちの記憶に今でも生々しく残っています。

これは、使用済みのダンボールを劇薬である苛性ソーダの溶液に浸して柔らかく煮込み、その後で豚肉:ダンボールを4:6の割合で混ぜて肉まんの具にしていたというもので、隠し撮りをしているシーンや近所の人達にインタビューしているシーンが中国の国営テレビでも取り上げられて世界に大きな反響を呼びました。

それ以前にもコストダウンのために大豆を使わずに髪の毛を使って醤油が製造されているとか、中国の大手乳業品メーカーで偽の粉ミルクが作られていたとか、偽の薬が売られているとか、中国産ウナギから発ガン物質が検出されたとかさまざまな事件が起こっていて、中国の食品に対する信頼感は地に堕ちていたために、びっくりするというよりも私たちの中には「またか」と、その手のスクープに対する免疫ができているようなところがありましたが、ダンボールで作った肉まんというのはそれまでのすべての事件を一瞬にして忘れさせてしまうほどの強烈さがありましたね。

日本の某テレビ局では実際にダンボールを使った肉まんを作ってみるという特集を組んだりして、この話題はしばらくテレビを独占していました。

けれども後になって、中国のテレビ局が報じたこの話はテレビ局による自作自演のねつ造と発表して、実際に中国でそんなことが行われているはずがないことをアピールしたり、その後でまた「ねつ造ということがねつ造された......」などと言われたり、真実はなぞに包まれたままのようです。

それにしても、悪いイメージを押しつけられて一番迷惑を被っているのは"肉まん"や"ダンボール"ですよね。


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ダンボールは壊れてボロボロになるまで使われています