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ダンボールにまつわる話≪2≫

私たち人間が最も避けて通りたいものの1つに、"死"があります。

けれどもこれまでの長い人類の歴史の中で、だれ1人してその願いをかなえることができる人がいなかったのをみると、生と死とはセットになって与えられているもので避けることはできないのでしょう。

よく「魂は死なない」と言われますが、死も私たちの人生の1部でその部分だけを忌み嫌うことは間違っていることなのかも知れませんね。

ところで、最近では"棺"にもダンボール製のものが登場してきました。

これはこれまで使われてきたキリや輸入木材の合板製のものよりも使用する木材量が少なくてすみ、火葬の際に使う灯油の量が約半分になったり、接着剤やクギなどの金具が必要ないことから有害ガスの発生も1/3におさえられたり、さらには故人にも「最後は地球に感謝し、地球環境にやさしくありたい」と思うであろうという気持ちを考慮して開発され製品化されたもので、通常のダンボールよりも丈夫な3層強化ダンボールが使われています。

また、表面が美しい布でおおわれているために見た目にはダンボール製とは分からないほどきれいに仕上がっていて、数年前までは年に1000本程度であった販売数が昨年は倍の2000本にまで増えているということです。

棺にダンボール製のものが登場するなど、かつてはとても考えられないことでしたが時代が変わるとそれに伴って人々の意識も変化していくもののようですね。

ちなみに価格は、木材製のものと同じ20万円程度と結構高額ですが、この商品が今後どのように普及していくかが注目されています。


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ダンボールは壊れてボロボロになるまで使われています