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ダンボールにまつわる話≪4≫

"紙でできたて安っぽい箱"というような従来のダンボールのイメージは、"強化ダンボール"の登場によって大きく覆されました。

5mmのAフルートを3段重ねたその構造は、一見すると普通のダンボールと大して変わらないのですが、紙質を強化し、さらにこれまでの"水に弱い"という弱点を補うためにライナーや中芯強耐水加工を施し圧縮強度を3トンにまで高めることに成功しています。

そして重量機器の輸出において使われていた木箱と比較すると15%以上のコストダウンが図れ、組み立ても簡単で木箱を組み立てるのに必要であった金槌やクギ、鋸なども不要となっただけでなくその軽さから輸送費用も大幅に削減されるようになるなどというさまざまなメリットを生み、「20世紀の物流革命はダンボールから始まった」と言われるほど、物流の進歩に大きく貢献しています。

"強化ダンボール"が、ベトナム戦争をきっかけにアメリカで開発されたという話は有名ですね。
アメリカ人は何に対しても無駄を嫌って合理的に考える傾向が強いと言われますが、彼らは兵士たちに届ける物資を輸送船からヘリコプターに積んでジャングルの奥地まで運び、一旦着陸して荷物を下ろしていたのを着陸せずに上空から落として届ける方法に変えました。

ダンボールにはこのようなアメリカ人のパワフルな思想を現実化させる力があったわけですが、余力はまだまだ残っているとも言われ、ダンボールの将来には大きな期待が寄せられています。


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ダンボールは壊れてボロボロになるまで使われています